寂光院 放火から10年 消防訓練で思い新た(毎日新聞)

 京都市左京区の寂光院(滝沢智明住職)で本堂が放火されて全焼した事件(07年に時効)が発生から10年を迎えたのを機に、市消防局などは11日午前、現地で消防訓練を実施し、参加した約30人が文化財防火への思いを新たにした。

 火災は00年5月9日未明に発生。本堂に安置されていた本尊の木造地蔵菩薩(ぼさつ)立像(重文)も黒く焼け焦げた。本堂と本尊が05年に再建・復元される一方、焼けた旧本尊は合成樹脂で表面を固める劣化防止処置が施され、事件の悲惨さを伝えている。

 この日の訓練は、本堂から出火した想定で実施。寺の自衛消防隊が消火器で初期消火に取り組み、付近住民らが仏像の複製品を抱えて運び出すなどした。

 寂光院の事務職員の増田康信さん(39)は「当時の記憶が薄れないようにしたい」と話した。【五十嵐和大】

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